アフリカで大の字

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中央アフリカのブルンジ共和国で民衆がクーデター

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中央アフリカにあるブルンジ共和国で民衆によるクーデターがおこりました。

ロイターによりますとクーデターにより大統領は追放されたそうです。

記事

朝日新聞の電子版によると

アフリカ中部ブルンジで、次期大統領候補を巡って抗議デモが続いている問題で、軍を所管する防衛相が、抗議デモをしている民衆を支持したとみられる声明を出した。国内では、クーデターの可能性を含め、緊張が高まっている。

 ブルンジでは、与党が2期目のヌクルンジザ大統領を、憲法が禁じているとされる3期目の大統領選の候補者に指名。その後、反発した民衆による大規模なデモが続いていた。

 防衛相は2日夕、声明で「軍は憲法に違反することはできない。すべての政治家は憲法を守らなければいけない」などとした。ヌクルンジザ氏の3期目の立候補を牽制(けんせい)した形だ。

 一連の混乱では、デモ隊と警官隊が衝突し、10人が死亡、約2万6千人が国外に避難している。

www.asahi.com

ブルンジは日本にはなじみがあまりありませんが、自然に恵まれた国で

とてもおいしいコーヒーが収穫できるところです。

最貧国でまだインターネットや電話が発達していない国なので

情報が少ないと思います。

世界にはまだまだ政治的にも経済的にも不安定な倉がたくさんあります。

私たちができることは限られていますが、この日本がいかに安定しており

平和であるかを実感して欲しいと思います。

 

訂正

その記事をアップした後に、ブルンジに詳しい方から少し内容が違うのではないかという指摘を受けました。ありがとうございます。その内容です。

大統領を追放したとありますが、そうではありません。クーデター宣言は、現ブルンジ大統領がタンザニアの会議に出席している際に出されました。大統領不在時にクーデター宣言をするという、よくあるパターンです。
政権はこれを否定し、大統領は帰国しようとしていますが、現在は空港封鎖と国境封鎖が敷かれており、大統領が帰国できるかわかりません。
軍全体が一つの意思で統率がとられていれば、まだ安心できますが、軍の内部で政府側と反政府側で割れた場合、最悪の状況になることも考えられます。