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キリスト教系のあの医師はなぜ神社に油をまいたのかその真相を探る

こんにちは、水野です。昨日アメリカ在住の医師が神社に油をまいた疑いで逮捕状という記事をのせました。

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でも、この医師はなぜ神社に油を蒔いたのかという真相は多くの人は理解できないと思います。私が分かる範囲ですが、書きたいと思います。なぜなら、私はとても仲良しだったクリスチャンの友達がいました。お互いの必要のために祈り合いとても良い関係がありましたが、この医師の教えに傾倒してしまい、あまりに信仰的に話が合わなくなり疎遠になりました。しかし、この記事を読んで彼のことを思い出し、ショックを受けたのです。ではこの医師の思考回路はどのようなことが考えられるのでしょうか?

これはキリスト教のムーブメントに影響していると思います。

キリスト教の宗派のなかに聖霊派とかペンテコステ、カリスマ派というグループがあります。私のその流れの宗派のものですが、その宗派は聖書の御言葉と同時に主からの奇跡や病気の癒しなどの体験をとても重要視します。そして、

1990年代に「従来のカリスマ派と異なる、福音派内部からの聖霊運動」である、ピーター・ワーグナージョン・ウィンバーらによる「聖霊の第三の波」「力の伝道」の働きが日本に紹介されるようになった。その聖書の根拠はイエスキリスト弟子達に悪霊を追い出す権威を与える(マタイ10:1) ピリポがサマリヤで伝道したときも汚れた霊につかれた多くの人たちからは、その霊が大声で叫んで出て行った」(使徒8:7)というように新約聖書に多くそのような記事がでています。海外の事例として、アフリカのある国では、とても大切していた人形を焼き払った後、一度にその地域全員が主を信じたという現象や、中南米の国で貧しかった村が「貧困を出て行け」とある教会が命じたら、その村が豊かになり、地域の人たちが全員キリスト教を信じる決心をして、洗礼を受けたそうです。(トランスフォーメーション)そのような事例を基に日本では愛知県の山奥の教会が中心になり、ペンテコステ派や福音派の一部の教会に大きな影響及ぼすようになりました。日本においての考え方は神社や仏閣は悪霊がおり、それはキリスト教宣教拡大を妨げているのだから神社にとりなしの祈りといって数人で神社にいき「イエスの御名によって命ずる。偶像の霊よ出て行け」と祈ると神社に住んでいる悪霊は出て行き、その地域の人たちがイエスキリストを信じて、リバイバルが起き教会が大きくなるという思考回路でした。

霊の戦い - Wikipedia

それでも日本にリバイバルがこない(多くの日本人がキリストを信じないし、教会に多くの日本人がこない)ということで、霊の戦いに傾倒したこの医師たちのグループは自分たちのみがリバイバルに用いられるという選民意識が強くレビ8章にあるようにこの建物の罪汚れを洗い清めるために自分のみが神に選ばれたものなのだからモーセが幕屋に油をそそいて聖別したように(レビ8:10)この神社を聖別するために油をそそいだことにより清められ日本のリバイバルが起こるのではないかという思考回路であったと私は推測します。

私はもちろん聖霊様の奇跡を信じています。しかし、大切なのは日本人に合ったクリスチャンの育成していくことではないでしょうか。ムーブメントに振り回されてクリスチャンとして神様と個人との関係を疎かにしてはいけないと思います。

これは私の推測したものなのでキリスト教の代表するものではありません。また、神学論論争をするよりも人々の救いの為に祈る事を大切にしたいのでその点はご理解いただけたら嬉しいです。