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存続している断食祈祷院から見る教会の生き残り方

こんにちは、水野です。

私が洗礼を受けた1980年代後半は断食祈祷運動の全盛期だったと思います。

ハレルヤおばさんこと崔子実(チェ・ジャシル)牧師がはじめたこの運動はアッセンブリーをはじめ多くの聖霊派に影響を及ぼし1990年代には福音派にも影響を及ぼしたと思います。

現在でも活動している断食祈祷院の祈りの家マナによると1995年から2000年に20カ所以上あった断食祈祷院は2014年では数カ所しか存在しなくなったという

断食祈祷入門 | バイブル・ジャパン

 

今20年以上継続している代表的な断食祈祷院は

浜名福音荘

オリーブの里

祈りの家マナ

ではないかと私は思います。(もっとあるのかも知れませんが私は知らないのでごめんなさい)

浜名福音荘

日本アッセンブリーオブゴット教団が所有する祈祷院という位置づけだと思います。実際は東海教区の保養所みたいな感じだと思います。定期的にアッセンブリー教団の牧師たちによる断食聖会が開かれています。

fukuinso.cocolog-nifty.com

日本アッセンブリー教団は1914年にカール・フレデリック・ジュルゲンセンが東京で伝道をはじめたペンテコステ派の老舗の教団です。のちに弓山 喜代馬が加わり教会が全国各地に広がって行った。現在では200近い教会があると思います。実は私はここの夜間の神学校で4年学びまして何回が弓山師から講義を受けた事があります。当時90歳を超えていましたがとても元気で宣教の情熱は当時20代の私でしたがとても圧倒されたことを思い出します。

この祈祷院がなぜ生き残っているのかというとはやりアッセンブリーという日本では大きな団体の下にあるので維持費などは賄えるからではないかと思われます。

 

オリーブの里

元は関東栄光祈祷院という名前でしたが、現在は韓国系クリスチャン事業家がオーナーとして担っていると思われます。オーナーは福音派でありペンテコステ信仰とはすこし違うところもありますが、この祈祷院存続が危ういときに多額の献金をして立て直したという感じです。オーナーの信仰とビジネスセンスで復活したというのが私の見方です。その後はそのオーナーから他の牧師たちが運営しているという事ですが、さらなる発展をお祈りしています。

www.kinugawa-olive.org

祈りの家マナ

この祈祷院は1995年に愛知県の足助というところで開設した祈祷院です。今はノンクリスチャンの為の断食道場的な働きもあります。ブログをよんでの感想ですが、何度の危機も信仰で乗り越えたと書いてありますが、それと同時に安田先生は保険のビジネスをしていたということもあり、ビジネスセンスはかなりあると思います。この祈祷院の生き残りかたは本当に学ぶことが多いです。特に「断食道場」を併用するという考え方はクリスチャンは想像できなかったと思います。そのことを通じて救われる魂もいるということは神様が働いておられるなあと思います。

www.npo-comecome.com

このことを見るときに大きな団体に属してそれに守ってもらうか、自営業を経験してビジネスというものを学びそれから教会などの牧会をすることはこの事例をみてとても感じます。