こんにちは、水野です。
国連は５日、中央アフリカに展開する国連平和維持活動（ＰＫＯ）部隊の要員が、首都バンギで未成年の少女４人に性的暴行を加えた疑いなどがあり、経緯を調査していると発表した。暴行の時期、関与した要員の人数や出身国は明らかにしていない。
同部隊では要員らによる性的虐待が疑われる事件が相次いだため、潘基文事務総長が昨年８月、同部隊のトップを引責辞任させ規律の徹底を指示したが、不祥事が後を絶たない。（共同）
昨年も中央アフリカに派遣されているPKO部隊フランス兵が未成年の女性に性的暴行を加えている事が明らかになり国連としても事態を重く見て対策をして来たと思うのですが・・
少し前に中央アフリカが内紛状態で選挙で投票するのも命がけという記事を載せたばかりです。現地の内紛だけではなく、それを保護するPKOまで女性や市民に危害を加える事に私は驚いています。戦闘状態ですので正常な精神状態でない事は素人の私でも理解できます。しかし、この問題は兵士だけの問題ではないと私は思います。
それは国連として機能されていない事ではないかと思います。私の推測ですが、事務総長の潘 基文 氏が常任理事国の強国ばかり目がくばり小さな国をないがしろにしているのではないか思うのです。彼が事務総長になっていらい大きな実績がないと思います。Wikipediaの彼の記事によると「上司のイエスマン」であり、事務総長として唯一自分の宗教を明かしていないという。
韓国内では、上司の言うことは何でも聞く「イエスマン」（韓国経済新聞）、「米国べったり」（アジア外交筋）、「本音を出さず、無色無臭で生き残った」（韓国紙日本特派員）等の辛口の評価もある[40]。韓国では「答えるのが難しいデリケートな質問が多くなされてもよく抜け出る」という意味で「油をさしたウナギ」というニックネームがあった[44]。
この事から見ていると常任理事国である中国、ロシアなどの顔色を伺い、小さな国のことはないがしろにしているのではないかと思うのです。
日本は非常任理事国に6年ぶり(11回目)就任します。日本は世界的に発言力があるのでしょう。しかし、このようなリーダーシップに疑問がある事務総長の元で、日本はどれだけ発揮できるのは未知数であるように思います。
彼を見ているとリーダーシップということに対してとても考えさせられます。
