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ジャカルタ知事戦に見る民族を考える

こんにちは水野です。

少し前になりますが4/15に行われたインドネシアのジャカルタ知事戦が行われました。この選挙はインドネシアでは注目された選挙でした。

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選挙前に知事であったアホック氏は中華系インドネシア人でクリスチャンであり、FGBMFIインドネシアの特別会員であります。写真は去年のFGBMFIインドネシア全国大会での証をしているところです。その前後に彼がイスラムを冒涜しているとイスラム教徒から反発を買い、ジャカルタでは大規模デモに発展していました。

大統領が火消しに回りまして、なんとか沈静化しましたが、彼が選挙戦に影響し、イスラム教徒のアニス前教育相が当選しました。

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今回浮かび上がったのは、宗教対立と貧富の差という問題です。

アホック候補を始め、インドネシアの中国系の多くは富裕層でかなりインドネシア経済と政治、社会に大きな影響力を持っています。そして多くはクリスチャンです。私もFGBMFIでインドネシア中華系と繋がりがありますが、彼らは派手で温和でイスラム教徒に刺激を与えないようにうまく社会に適応しているように見えます。ですので日本人から見て、これはアホック氏の敵陣営が政治的にイスラムを利用したのではないかと思われます。

そして、インドネシアのイスラム教徒には貧困層が多いように見えます。そして、個人的な見方ですが派手な中華系に対して、貧困層イスラム教徒が反発があるように見えます。

日本も貧富の差が拡大しています。また、イスラム教徒が日本も増加傾向にあります。何十年後かにもしかしたら、同じような問題が東京都知事選にも起こるのかもしれません。

 

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