こんにちは、水野です。
ヒューマン・ライツ・ウォッチは、サウジアラビア政府に対し、8月下旬に登録抹消または強制送還の期限を逃した数十万人のエチオピア移民を追放する計画を中止するよう、サウジ政府に要請している。
彼らの多くがサウジアラビアに不法移民しているのは、エチオピアで冷遇されているオロモ族などの民族とみられている。
オモロ族はエチオピアで人口の3分の1を占めているのにも関わらず長年にわたり差別されている歴史がある。そのような民族がサウジアラビアなどに逃げている可能性があるのだ。
アフリカは国レベルで見るということよりも細かい民族レベルで見ることが大切だと思う。近年は人権団体がとてもアフリカで力をつけているので前に比べたら表立った差別行為は減っているように見える。
しかし、民族問題は長年にわたるアフリカの深い闇であることは間違いがない。
最後まで読んでいただきありがとうございました。