こんにちは、水野です。
中国はアフリカに鉄道網開発に多額の支援をしています。今回中国銀行が90%を融資したケニアのナイロビとモンバサ間の鉄道の土地買収においてケニア国土委員会(NLC)の議長であるモハメド・アブダラ・スワズリと、ケニア鉄道公社のアタナス・カリーキ・メインナなど14人の公務員、14人の経営者、3人の企業関係者に制裁金を課すことをケニア汚職委員会が発表したとアルジャジーラが報じました。
アフリカでは汚職はつきものですがこれは汚職の中では大規模なものだとおもいます。
ナイロビとモンバサ間の鉄道は私がマサイ族に会いに行った時に道路と平行に走っていた鉄道だと思います。単線で、非電化の路線です。殆ど直線で曲がりくねった所がほとんどなかった印象です。ナイロビとモンバサ間は車で10時間ぐらいかかります。飛行機だと45分ぐらいです。
実はナイロビとモンバサはケニアの日本で言えば、東京と大阪のイメージが私はあり、ドル箱の路線だとおもいます。だから中国は目をつけたのでしょう。払えなければ、借金のカタになりますし。
融資をもらったのだから汚職をしても大丈夫だろうと考えますが、ところがスリランカの例をみるとそれはおおきなしっぺ返しになると思います。
日本は多くの投資をアフリカにしていますが、返済なくても延滞金を払えばOKと考えていますが、それでは、日本も立ち行かなくなるのではないでしょうか?
日本も昔ほどの影響力は世界にはないと考えていけば、融資についてもうすこし考えて行く必要があるのかもしれません。
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