こんにちは、みずのです。
リオオリンピックのマラソンで銀メダルを取得したエチオピアのフェイサ・リレサ氏を覚えてる人はいるでしょうか?
彼は両手を交差させるポーズして、ゴールをしました。それがエチオピア政府に対する抗議ということで問題視されました。
リオのオリンピック後は身の危険を感じてアメリカに渡り現在も1人で黙々トレーニングをしているそうです。
今回エチオピアのオリンピック委員会と陸上競技連盟はフェイサ・リレサのエチオピアの帰国を歓迎し英雄として母国で迎えるとエチオピアの新聞は報じています。
彼は今のところ、エチオピアに帰国する気持ちはないそうですが、エチオピア政府としてはやはり政府に抗議をしたオリンピック選手を英雄視するのは少し理解しにくいです。もしかしたら、帰国後行方不明になるということも考えられます。
もちろん本当に英雄視して、東京オリンピックで、エチオピア代表として東京を走って欲しいということもあるでしょう。
でも、この問題の良かった点と言えば、今まで表沙汰になっていなかったエチオピアのオロモ人の多いオロミア州などへの行政区画拡張計画をきっかけに、15年から反政府デモが活発化。当局の治安行動により多数の死傷者が出た事件がこのできごとをきっかけに世界に知られる事になった事でしょうか?
色々と考えさせられる問題だと思います。
蜂蜜のご注文はこちら