こんにちは、水野です。
安倍さんが新国立競技場建設を白紙に戻すとのニュースが流れた
原案の競技場建設の費用が当初1300億円から2500億円にふくれあがり、
高すぎるということで国民から非難を浴びたことと、安保法案の支持が低いので
ここでリーダーシップを見せる事で、支持率を上げようとの思惑も見えなくはない。
しかし、私は他のオリンピックの競技場のように何百億円のスタジアムが日本で
出来る事は現在では難しいと思う。
理由は人件費の高騰ともうひとつ
行き過ぎた円安だ。
日本でも何百億円のスタジアムが出来たのは大体2010年前後ではないのか?その頃
超円高で1ドル90円位だったとおもう。特に材料費はほとんどが輸入したものだろうから、格安でスタジアムが出来た訳だ。
2014年8月には大体1ドル100円位だったのが、2015年7月17日には1ドル124円位だ。1ドルが24円も上がっている訳だ。そして消費税8%と3%もあがっている。それらを含めるとやはり建設費は大雑把に計算しても30%以上近く上がってしまうよ。
もちろんゼネコンとの賄賂のことを指摘する人もいるけれど、それは今の時代は大手企業ほどコンプライアンスの重視する傾向があるとおもうので前に比べたらやりにくいと思います。
もし何百億円の国際競技場を建設したければ1ドル100円位にならないと難しいのではないでしょうか?
政府もただ白紙撤回するのではなく、もう少し計画をちゃんとして実行してこなかったツケがでて来たのではないかと思います。
個人的には前の国立競技場を壊さずにリフォームしてオリンピックで使って欲しかったと思いますが・・・・・