こんにちは、水野です。
マラウイの話題ですが、マラウイで少女の性風俗観光客にするツアーにマラウイ政府は勧告と旅行者に退去をするという記事がありました。
NGOによるとマラウイの地方都市のマンゴチでそのようなツアーが開催されたという事です。実は昨年、マラウイを視察したときにマンゴチに一泊したことがある。
マンゴチは地方都市で雰囲気としてヨーロッパの雰囲気がある街です。私は夜にこの街に着きましたが、間違えて細い道に入りましたが、20:00位の時刻でしょうか?ゴザを引いて小さな市場があり、そこに小学生位の子供達が売り子をしていたことを思い出します。この記事を読んで確かにそのような雰囲気があるなあと思います。
これは個人的な考えですが、政府は性風俗の旅行者に勧告し、国外退去と行っていますが、これは建前でしょう。マラウイは今産業がたばこ産業位しかなく、たばこが世界的に敬遠されているので、たばこの葉の価格が停滞しマラウイの経済に影響を与えています。ですので少女の性風俗でも外国人がマラウイに来て外貨を使ってくれれば少しは潤うわけです。また、政治家も警察も賄賂を渡せば見逃してくれることが多いので、多額のドルを渡せばスルーされるでしょう。
マラウイは今、新しい産業を起こそうと政府が努力している事を認めます。でも彼らの模範は西洋諸国なので西洋諸国のような発展を政治家は見ているように私は思えます。OVOPやマスコミにも話したのですが、西洋諸国の経済力とマラウイの経済力では西洋諸国の足下にも及ばないでしょう。しかし、マラウイには西洋諸国が真似できない素晴らしい眠っている商材や産業になりうるものがあると私は思います。
20世紀はマスメディアの時代で資金があるものが、情報や人材などを独占することができ、力を得る事ができました。しかし、インターネットが普及して、近年ではfacebookなどによりソーシャルメディアが普及して個人が自由に情報を発信できる時代になりました。アフリカを旅行して実はfacebookで情報を発信しているアフリカ人やマラウイ人は多いなあと思います。
それにより個人がたくさんの情報を無料でながすことができるのですから、情報が多様化しています。それはマラウイが新しい産業を起こす事にはとてもチャンスなことなのですが、これを話すとまた話しが長くなるので今日はこれくらいにしたいと思います。
2016年にマラウイが経済的に発展できるようにお祈りしています。