アフリカで大の字

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南スーダンが内戦が終結 政府と反政府が新政府移行で・・

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こんにちは、水野です。

2013年から続いていた内戦が集結に向かう見通しです。反政府組織が新政府移行に対して同意したと報道がありました。

allafrica.com

反政府の主犯格のリエック・マチャル元副大統領は解雇された地位を取り戻す為に首都であるジェノバに戻ります。

この内戦の発端はキール大統領とマチャル副大統領の罷免したことからはじまりました。罷免されたことでキールだ独裁化したとマチャル氏は出身民族を中心に兵士を招集します。それにより、キール大統領はマチャルがクーデターを起こしたと、民族間の戦闘が一気に拡大したのです。

そのことによりアフリカでも指折りの石油産油国でありその命の生命線であった石油の油田地帯をマチャル派が占領して進出していたアメリカや中国は撤退をしていました。しかし、この内戦が集結したことで中国はエネルギーをもとめて南スーダンに進出してくることでしょう。

そして、日本も今、タバコの葉をマラウイから南スーダンに移行しているので商社が南スーダンに進出してくる可能性はあるでしょう。

そして、一番気になる事は、日本の自衛隊の南スーダンの今後です。日本政府は安保設立後駆けつけ警護など南スーダンに駐在している自衛隊に安保法設立後の新しい任務を適応させようとしていたはずです。

www3.nhk.or.jp

もし、南スーダンが平和になりPKO撤退となったら日本の自衛隊のあり方と新法の適応がどのようになるのかとても注目です。

ちなみに南スーダンには日本の大使館があります。JICAの事務所もあります。たしかアフリカの在日本大使館は54カ国中35カ国です。その中に南スーダン大使館があるという事は日本にとって油田は無視できないという事でしょう。

アフリカにはまだまだ内戦状態になっている国が沢山あります。中央アフリカやブルンジなど選挙が延期になったり、選挙に不正があったり国連が介入してもなかなかうまくいきません。

その点、日本の選挙は比較的正確に行なっているのではないかと思います。しかし、平和はあたりまえではありません。今年の夏の参議院選挙の結果によっては日本も憲法改正の手続きに入ると思います。(多くの人たちは誤解していますが、憲法改正には国民投票が必要です。) 私たちは特に政治に目を背けてはいけないと思います。あのときに投票しておけばよかったと後悔することがないように今年は特に選挙に行く必要があると思います。

 

マラウイハニー120g

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