こんにちは、水野です。
先日、私の娘が私立の大学に合格しました。私立でお金がかかるので奨学金のことを検討しています。しかし南アフリカではこんな奨学金があるのに驚きました。
処女のまま大学に在学しているなら奨学金を支払う制度
であり、この制度が人権団体などから非難を浴びているそうです。
この奨学金は、同国南東部クワズール・ナタール（KwaZulu-Natal）州ウトゥケラ（Uthukela）区で女性区長のドゥドュ・マジブジョ（Dudu Mazibujo）氏が考案した。同区広報担当者は「少女たちが純潔を守り、性的行為から身を遠ざけ、学業に集中する」ことを奨励するのが目的だと説明した。奨学金を認められた学生は、休暇の終わりなどに定期的な検査を受ける必要があり、処女でなくなっていた場合には奨学金は打ち切られる。
処女のまま大学を卒業した学生に奨学金 南アフリカの自治体に批判 - ライブドアニュース
ここで注目したいのは南アフリカはレイプ発生率が世界で一番高い。
南アフリカのレイプ犯罪発生率は世界でも群を抜いて高い。2011年4月から2012年3月末までに報告されたレイプ件数は6万4514件。これでも前年度の6万6196件よりは減少しているものの、2010年度に日本が報告した1289件、同年のインド2万2172件に比べると圧倒的なその多さに驚愕する。
年間50万人が被害。男性の25％が加害経験あり。4分に1回レイプが起こる国。（南ア） - エキサイトニュース
この数字は過小評価しているというデータもあり実際は50万人が被害にあっていると思われる。
ちなみにこの国の宗教を見てみると
2001年のセンサスによれば人口の36.6%がプロテスタント（ザイオニスト教会が11.1%、ペンテコステ派が8.2%、メソジストが6.8%、オランダ改革派が6.7%、聖公会が3.8%）、7.1%がカトリック教会、1.5%がムスリム、36%がその他のキリスト教、2.3%がその他の宗教、1.4%が不明、15.1%が無宗教であった[29]。その他の宗教としてインド系南アフリカ人のヒンドゥー教や、ユダヤ系南アフリカ人のユダヤ教などが存在する。
宗教を見てみるとキリスト教が全体の6割ぐらいであろうか? そして、2006年には同姓婚が認められている。キリスト教徒が多いのになぜレイプが多いのか私は理解に苦しむが、この環境に国で女子大生がバージンに過ごす事は本当に至難の業であると思う。現にall africaの記事によると女子大生は年2回6月と12月に処女の検査を行なう。陰部などにSEXした形跡があるならば、奨学金は打ち切られる。奨学金を貰っている生徒は励まし合って、大学の勉学に打ち込んでいるという。大学卒業まで処女でいたことはとても幸せだったと奨学金をすべてもらった女性は述べています。
そのような環境で純血を守る事の難しさを考えると奨学金というのもとても納得できるのではないかと私は考えてしまう。
もしアメリカがこのような奨学金をつくったらどうなるのかとても気になるところです。
