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緊急援助が必要なイエメンの今

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こんにちは、水野です。先日、現在緊急に援助が必要な国の中に南スーダンがありましたが、9月13日に平和条約が締結したので、内戦が停止し平和になり、援助状態から脱皮できることを願います。

もうひとつ日本ではあまり知られていませんが、イエメンの今について記事がありましたので紹介します。

まず、イエメンをwiki先生に教えてもらいましょう。

イエメンは、中東アラビア半島南端部に位置する共和制国家である。ただし、インド洋上の島々の一部も領有している。

人口 約2300万人(2008年)

首都 サナア

一人当たりGDP 3838ドル(2008年)

宗教 イスラム教

イエメン - Wikipedia

ではなぜ内戦が続いているかというと、2011年のアラブの春による動乱から始まります1978年以後、強権的な独裁を続けていたアリー・アブドッラー・サーレハ大統領は国内外の批判と、大統領を狙った砲撃によって負傷したことから大統領職を当時副大統領であったアブド・ラッボ・マンスール・ハーディーに一時委譲し、大統領選挙を行う事を発表。大統領選挙にはハーディー元副大統領のみが立候補し、2012年2月25日に大統領に正式に就任した。

フーシ派はハーディー大統領の単独立候補にボイコット、国民対話には参加したものの、ハーディー大統領への最終的な合意支援を差し控えた。一方、フーシ派とスンニ派部族間の衝突から2014年9月22日サナアを占拠し、勢力圏を他の行政区域にも広げ、ハーディー大統領を軟禁し辞任を要求した。2009年に戦力が低下したフーシ派であるが、イエメン軍に深いつながりがあるサーレハ元大統領と同盟を結び勢力を拡大した。

その後ハーディー暫定大統領がフーシ派に包囲されたサヌアを脱出し、アデンに拠点を置く。ハーディ暫定大統領は、辞意を撤回するとともに、フーシ派の活動を批判した。以後、北部フーシ派とサーレハ元大統領勢力、「アラビア半島のアルカイダ(AQAP)」が支援するアンサール・アル・シャーリア、南部スンニ派とハーディー大統領勢力の三つ巴の戦いとなる。

2015年イエメン内戦 - Wikipedia

ということです。

国連によると2800万人の国民が援助に頼っている。また、イエメンの商業的な輸入と物資援助の対部分の入口であるボデイダでの継続的な戦闘が840万人の飢餓を引き起こしている。また現在、紅海の工場には45,000メートルトンの食料があり、1ヶ月に350万人の食料を供給する事が可能ですが、工場が破損したり、混乱した場合は計り知れないものになると懸念しているユニセフによると1100万以上の子供達が食料不足、病気などのサービスが受けられない状況にあり、推定180万人が栄養失調に陥っており、80万人が重度の栄養失調になっていると推測されている。

またサウジアラビアの連合軍による銃撃等による死亡者は1万人といわれているが、正確な情報がないためもっとかなり高い数字とおもわれる。

www.aljazeera.com

実はイエメンは蜂蜜の生産地であります。今養蜂家ともコンタクトをしていますが、ネットが繋がりにくい環境にあり、苦労している状態です。この国に平和が訪れて欲しいと思います。

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