アフリカで大の字

フェアトレードはちみつの日本でのパイオニア 零細企業のおやじのつぶやきです

取引で一番難しいこと

10月21日横浜は雨です。今日はお休みです。明日から横浜関帝廟(かんていびょう)斜め前.四五六菜館隣の横浜バザールでマンゴー蜂蜜、バオバブ蜂蜜、パイナップル蜂蜜、南スーダンアカシア蜂蜜の試食販売をします。18:00まで

蜂蜜のご注文 https://www.5talents.jp

駅からお店までの行き方
元町中華街駅からお店まで https://ux.nu/rms23
石川町駅からお店まで https://ux.nu/zTgiw

f:id:gotara:20191021103453j:image
今、色々な国から蜂蜜の試食品を頂いておりますが、一番悩ましいのは、仕入れ値をいくらにするかです。10年以上蜂蜜を販売していますが、当初は上代、下代のバランスが分からず、色々と失敗してきました。

このバランスというのがとても難しく、特に初めて取引する場合、国際貢献やフェアトレードなどの商品を扱う場合、原産地の言い値で買う場合があると思います。その場合は原材料がとても高くなので、私たちの利益が減ります。そうすると薄利多売的な販売になるので、儲けはほとんど出ないで自転車操業に陥ることになります。

かといって、私たちが儲けすぎると、彼らは利益が少ないので、やる気がなくなります。そして、輸入手続きなどで多くのミスが見つかり、対応に苦労することになります。そして、これも同じく取引が長続きしません。

後発途上国はGNPなどが少額なので、かなり原価率が低く抑えることができると思う方が多いのですが、それは間違いです。なぜなら、バイヤーなどの商談相手の多くはその国の富裕層であり、かなり豊かな生活をしており、儲けの少ない商売には手をだしません。ですので、取引先にもかなりの儲からなければいけないのです。

このバランスはとても難しいです。でも、経験しないとわからないので、私も失敗してこのバランスを取れるように努力しています。