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日本人のクリスチャンは天皇をどのように見るべきか?

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こんにちは、水野です。

今日の話題はある意味クリスチャンにとってもしかしたらタブーの話題かもしれません。しかし、日本の状況を考えると日本のクリスチャンは真剣に考え祈り行動する必要があると思いますので、書きました。

もうすぐ終戦記念日です。1945年8月15日に天皇陛下の玉音放送が流され、多くの日本人にとって多分初めて天皇陛下の録音されたとはいえ声を聞く事が出来たと思います。私はこの終戦記念日にいつも思う事は日本人のクリスチャンと天皇陛下をどのように考えていったら良いのかという事です。

大日本帝国憲法では天皇陛下は神聖で侵せない元首であり、戦時中は天皇陛下を現人神として神聖化を強めました。そして、学校や職場などに天皇陛下の御写真や教育勅語などに敬礼をして天皇陛下を神として国民は崇めておりました。そして、先生が教育勅語に最敬礼をしなかったことで学校を追われたり(内村鑑三不敬事件)、神社礼拝を拒否(美濃ミッション事件)したりしたら非国民とされ弾圧されました。それは、国家神道を国民に強要されたために日本のクリスチャンは本当に苦難の時代を味わったのだと思います。

1945年に敗戦になり、日本国憲法が制定されまして、天皇陛下は日本および日本国民統合の象徴になりまして、憲法上は「国家元首」ではなくりました。戦中の天皇崇拝を拒否した為に弾圧された日本のクリスチャンの中では「天皇制の廃止」をかかげているひとたちもいるのも事実です。しかし、現在も多くの日本人の心のよりどころとして天皇陛下はあることは事実だと思います。そして、もうひとつ考えている事は、神様はなぜ、日本に天皇制を残しているかです。70年前に戦争で負けて、昭和天皇は自分は国民のかわりに死刑になることをマッカーサーに伝えたといわれています。でも、連合国軍は天皇制は残したのです。これは神様の摂理があるのではないかと思うのです。

クリスチャンの中には「日本にリバイバルが起きないのは天皇制があるからだ」という意見がありますが、戦国時代や江戸時代に日本にリバイバルが起こされ、江戸初期には全人口の10%近くいたときにも天皇陛下は豊臣秀吉は関白として、徳川家康は征夷大将軍として天皇陛下が任命したわけで天皇陛下がいてもリバイバルは起きるのではないかと私は思います。日本国憲法では、総理大臣を任命するのは天皇陛下なので戦国と江戸の時代と形式が似ていると思います。

また、古代神道と聖書の神は同じであるので神社の参拝は偶像礼拝ではないという日ユ同祖論的な考えをもつクリスチャンもいますが、700年代に中国で景教がとても盛んになったので日本もその影響を受けており、神道もその影響を受けているのではないかと思います。ですので日ユ同祖論はとてもおもしろい論理だとは思いますが、聖書よりも重視するのはどうなんだろうかと思います。

天皇陛下は英語ではEmperorで皇帝です。Emperorという単語は現在では天皇陛下のみが使えるのだそうです。Kingよりも地位の高い君主という意味だそうです。

神道の大祭司であり教皇である天皇陛下と日本国憲法での国民統合の象徴としてまた、Emperorの天皇陛下。

私たち日本のクリスチャンはどのように天皇の関係を考えていくのか? 祈る必要はあると思います。

あなたには、わたしのほかに、ほかの神々があってはならない。

出エジプト20:3

 

※これはあくまでの水野の個人的な意見です。キリスト教の代表的意見ではありません。このことは皆様お祈りいただければ嬉しいです。 

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