アフリカで大の字

フェアトレードはちみつの日本でのパイオニア 零細企業のおやじのつぶやきです

2016年にアフリカで注目すべき事柄

新年あけましておめでとうございます。昨年はお世話になりました。今年もよろしく御願いします。

2016年はアフリカは世界的に注目される地域である事は間違いない。日本政府が主催するアフリカ開発会議が今年8月にケニアのナイロビで開催され、日本とアフリカの関係がより縮まることになると予想する

インターネット新聞all africaでは今年の注目すべき事柄を記事にしている

allafrica.com

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持久力

その中で私が注目したいのはStaying Powerという持久力は今後はどのようになって行くのだろうか?

記事ではルワンダやコンゴ民主共和国の話題になっているが、アフリカの多くは中国の資本で支えられている場合が多く、小さな国では中国依存が90%以上ある。しかし、中国は去年上海などの市場が暴落して中国の経済の先行きの不安にアフリカがどのように対応して行くのかがとても注目すべき事だと思う。

日本はJICAなどを通じで支援をしているが、どちらかというと農村開発を中心にしている。インフラなども建設もしているが、中国の安く早く完成してしまうやり方に遅れをとっている。日本の職人的な手法も大切であるが如何に無駄を省き、シンプルに早く安く建設して行く事が課題であろう。

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ナイジェリアの今後

ボコハラムが勢力拡大しているナイジェリアは昨年の大統領に汚職とボコハラムのテロの撲滅を訴えたイスラム教徒ムハンマド・ブハリが当選した。就任後軍隊などを動員してテロ撲滅のために戦っているが効果は現れていない。しかし、アフリカ開発銀行の総裁もナイジェリアのキンウミ・アデシナが就任した。この事からナイジェリアはアフリカにおいて大きな影響力を持つようになったと同時にテロとの戦いの解決が未だ見えていない。また、原油価格の下落で経済的にも大きなダメージを受けている。ナイジェリアの経済成長は今後のアフリカの経済を大きく占う為の指針になると思う。

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ドローンなどの新しいビジネスに

ルアンダでは昨年ドローンの空港をつくることを計画した。80キロまでならドローンで空輸することができるので新しい輸送手段としてドローンがアフリカでは注目されている。それは、アフリカのインフラは発達していないので首都から離れた地方都市の輸送にドローンをどのように活用しているのかがアフリカの注目のひとつであると考えられる。

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異常気象

昨年の1月にマラウイ南部を襲った大洪水は死者170名を超え、避難者20万人を超えた。いま現在も国際機関のテントで生活している住民もいるという。マラウイでは異常気象の影響で作物が育たないで人口の3分の1が飢えで苦しんでいるといわれております。マラウイだけではなくエチオピアやジンバブエの農村の干ばつも問題となっています。エルニーショ現象はアフリカにも大きな被害をもたらしています。

 

2016年はアフリカにとって経済的な発展と政治的な安定とテロの撲滅を願うと同時に日本とアフリカの良き架け橋に自分はなれたらと神様にお祈りしています。

 

マラウイハニー120g

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