アフリカで大の字

フェアトレードはちみつの日本でのパイオニア 零細企業のおやじのつぶやきです

アフリカでマラリアにならないために水野はこれを日本から持って行く

こんにちは、水野です。

アフリカに旅行などで訪問する場合。一番恐ろしいのはマラリアにかかることです。

(もちろん、食事でお腹を壊したり、病気にかかったり、やテロなども怖いですが) 

日本では馴染みがないマラリアとは

  • マラリア原虫をもった(ハマダラカ属)に刺されることで感染する病気です。
  • 世界中の熱帯・亜熱帯地域で流行しており、2013年12月に公表された統計によると、1年間に約2億700万人が感染し、推計62万7,000人が死亡しています。日本でも100人近くが輸入感染で発症しています。
  • 1週間から4週間ほどの潜伏期間をおいて、発熱、寒気、頭痛、嘔吐、関節痛、筋肉痛などの症状が出ます。
  • マラリアには4種類(熱帯熱マラリア、三日熱マラリア、四日熱マラリア、卵形マラリア)あります。その中でも、熱帯熱マラリアは発症から24時間以内に治療しないと重症化し、しばしば死に至ります。脳症、腎症、肺水腫、出血傾向、重症貧血など、さまざまな合併症がみられます。
  • www.forth.go.jp

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 日本では馴染みがありませんが、とても怖いものです。

アフリカに住んでいる日本人などにその話をすると、

大丈夫だよ。蚊帳に入って長袖、長ズボンと靴下で寝れば問題ないよと言われますが

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 蚊帳とは↑

実際、私もアフリカを訪問して分かったことだけど・・・・

まずマラウイなどの地方都市などのホテルに宿泊したとき、部屋の蚊帳が破れていたり、蚊帳の網の部分が結構厚い。夜も冷房がないと暑くて寝苦しい上に長袖、長ズボンでは激暑すぎて寝れない。

水野が体温が高すぎるからかもしれないけれど、本当につらかった。

そして、マラリアにはかからなかったが、結構蚊にさされたので、これではいけないと思い、次のアフリカに訪問するときにこれをもっていった。

それは、

金鳥の香取線香

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 これは最強だった。

もちろん、マラウイなどでは中国産の蚊取り線香は売っているらしく、高級なホテルなどに泊まると置いてある。しかし、この蚊取り線香は効かない

蚊がこのにおいを感じないかのように優雅に飛んでいる。

しかし、金鳥の蚊取り線香に火をつけて、すぐ、数匹の蚊が地面に落ちていた。

確かににおいが嫌いな人がいるので皆さんの判断にまかせるが、金鳥は最強と感じた瞬間だった。スプレータイプもあるので試してみたらよいと思う。

そして、蚊取り線香と共に忘れてはいけないのは、

蚊取り線香皿

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 100円均一のお店などにおいてあるので見つけたら買うべき必修品です。部屋に置くだけではなく、山や野原などの散策にぶら下げらるのでとても便利で安全です。

マッチはどんなに田舎でも売っているので現地で調達することが望ましいと思います。

皆様の安全をお祈りしています。

 

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インターネット普及率20%を超えると独裁者は退陣する!?(アフリカのインターネット普及率2017年から見ると)

こんにちは、水野です。

今日はアフリカにおけるインターネット普及率のお話です。

私は2016年1月にインターネットの普及率と独裁国家との関わりについてブログの記事にしたと思います。

 

gotara.ldc-honey.com

 ここで、私は独裁色が強い国ほど、インターネットの普及率が低いという記事を書きました。しかし、2年以上経ちまして、この私の仮定は変わってくる事になりました。

2017年のインターネット普及率から

引用はこちら↓

ecodb.net

 

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普及率約30%ぐらいの国々です。それほど独裁色が強い国家は見当たりません。

 

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14位以下でありますが、ここから徐々に独裁色が強い国が出てきます。14位のスーダンが28%で高いです。ここで注目なのは2015年に40%の普及率があったケニアが26%に下がっていた事。理由はわかりません。ジンバブエですが、独裁者であったロバートムカベが2017年に倒れました。前回19.89%でしたが、今回23%を超えていました。また、赤道ギニアも18%から23%を超えました。その他のルワンダが20%を超え、独裁色が強い国々も普及率20%を超えています。ジンバブエのムカベ退陣のデモとインターネットの普及率とは無関係とは言えないと思います。仮定ですがもしかしたらインターネット普及率20%を超えたら独裁者の退陣デモが拡大する要因があるのかもしれません。ですので、もしかしたら、それらの国は中国みたいに独裁者を批判のツイートを遮断する装置等を中国から輸入している可能性もありますが・・・・・

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ここからは、ある程度理解できる国々です。マラウイが5%から9%のインターネット普及率です。マラウイ国内も中国産のスマホが増えていますからね。でも、後発途上国としては普及率が急速な気がします。

前回普及率5%以下の国が13カ国でしたが、今回は約半分の6カ国に減少しました。

しかし、アフリカの北朝鮮といわれているエリトリアとソマリアは2%以下ですが、

しかし、1%増加しているので少しは進歩しているのかもしれません。

2017年はアフリカではインターネット普及率が世界でも類をみないほど急速に広がっているそうです。日本のIT企業はアフリカで一旗あげれば成功する可能性が高いのかもしれません。

残念なことに今回のデータでは南スーダンのものがありませんでした。それほど内戦が激しかったとの事でしょう。一日も早く南スーダンに平和が訪れるように願うばかりです。

 

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アフリカだけではない原油は国を滅ぼすのか?(日本も原油埋蔵国ですよ)

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(ルーマニアモレニ油田 (1920年代) wiki 原油)

こんにちは、水野です。

最近、アフリカではなく南米のベネズエラのデノミのニュースがとても気になっています。

ベネズエラ、デノミで経済がマヒ状態 商店は閉じ人々は引き籠る | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

そういえば、南スーダンの紛争も元をたどれば原油の利権を巡っての権力闘争ですし、ナミビアの隣のアンゴラは原油で外貨を獲得していますが、国は豊かに見えないのです。そこで世界の原油埋蔵量ランキングを見つけました。その結果は

まず1位から19位まで

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1位はベネズエラで南米です。そして、サウジアラビアとカナダ、イラン、イラクと続きます。日本では石油=中東のイメージがありますが、実際はベネズエラとカナダとアメリカ大陸も埋蔵量が多い事がわかります。そして、9位、リビア、10位ナイジェリア、16位アルジェリア17位アンゴラとアフリカ大陸も石油の埋蔵量があることがわかります。

あと、中国も1730億バレルの埋蔵量があることがわかります。

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44位までです。25位エジプト、33位ウガンダなどとアフリカ大陸が続きますが、個々に来てアジア勢の国の名前が見えます。23位インド、27位インドネシア、そして、ヨーロッパもEU やデンマーク、ノルウェーの名前も見えます。

日本は実は原油埋蔵国です。

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4千4百万バレルの埋蔵があります。で79位です。

確かに新潟あたりに原油がとれるというのをニュースで聞いた事があります。

これらのことを見ると、原油だけで外貨を稼いでいる国の多くは原油の原価が激落していることが原因で国に大きな影響があると思います。

今回2014年ぐらいから大幅に原油が下落しました。原因のおおきなものとして、

2014年後半から下落し始めた原油価格。高値で推移していた頃の1/3以下までに一時価格は下落した。今回の原油価格大暴落の引き金となったのは、2014年末に開催された産油国グループOPECの会合。世界的に原油の供給過剰状態にあったものの、サウジアラビアを筆頭とするOPEC諸国は原油供給量を減らさないことを決めた。その結果、アンバランスな需給環境が当面続くとの考えが大勢を占め、原油価格は大暴落していった。

と東洋経済は報じています。(toyokeizai.net/articles/-/127497)

私の推測ですが、どこの国でも儲かるものには利権があります。特にアフリカではこの利権が大きいと思います。そして、石油だけで儲かる仕組みができていたりします。ただ中東などはイスラム教の聖地のメッカ等があったり、ドバイなどの原油の儲けたお金を観光業などの別のビジネスに投資をしたおかげで原油が下落しても影響があるにしても、それほどでもないと感じます。

これらのものを見ていて、私たちは小さな会社はひとつのものに依存する事なく、少しずつ違う分野に進出して大きすぎない程度に進化していくことが必要だと思います。

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身近な人が寝たきりになったとき

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こんにちは、水野です。

個人的なことであるけど、義理の父が寝たきりになり、妻は毎日介護にあたっている。数ヶ月前は歩けたけれど、今は殆ど歩けない。

妻は面倒が良い人であるので、

妻がいなくなると義理の両親は色々とトラブルになり大変だ。

ところで日本には介護制度というのがあり、基準があるらしい。

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www.hitachi-life.co.jp

日立ライフさんのHPを引用しました。まとまっているのでわかりやすいです。

そして、介護保険でできることのまとめです。

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公的介護保険で受けられるサービスの内容は?|公益財団法人 生命保険文化センター

義理の母もショックでその対応をする必要もあるのですが、肉親が寝たきりになると生活パターンがとても大変になるなあと思います。

そして、これは実際に経験した人でないとわからないなあと思います。

もちろん今後の対応を考えていかなくてはいけないと思います。

特にビジネスにおいて、今まで妻の力を頼っていた分、本当に痛手です。

どこまでできるのかわかりませんが、がんばるしかありません。

でも、これから高齢化が急速に進んで行きます。自分が80歳になったときはどうなっているんだろうと思うと怖いなあと思います。

なぜなら、今現在イギリスなどでは、生理用品を買えない女性が10人にひとりいるといいます。その理由が記事にありましたので引用すると

イギリスでは2010年を皮切りに緊縮経済が始まった。当時のデービッド・キャメロン英首相は、自身が掲げていた巨額の財政赤字削減の公約を実行するために福祉予算などを大幅に削減した結果、貧困層が大きなしわ寄せを食らい、彼らの生活状況はより悪化。彼らの家庭でどのようなことが起きるだろう。答えは簡単。緊縮財政は家庭内の弱者、少女たちに犠牲を強いることになった。 

www.newsweekjapan.jp

これは、日本も他人事ではない、日本の財政を考えてみると、おなし事が起こる可能性はないとはいえない。

日本も今後、高齢化に伴い移民が拡大していくでしょう。今、介護ヘルパーをめぐって世界中で争奪戦になっているそうです。その時に移民する外国人が日本を選んでくれるだろうか? 

そうすると、私たちが80歳になったときに日本で今のような社会保険や介護制度が充実しているのか本当に心配になるのは自分だけだろうか?

 

これからもフェアトレードはちみつをよろしくお願いします。

 

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ナミビアはドイツに援助より補償を要求 その理由は!?

こんにちは、水野です。

今日はナミビアのお話です。

まずはナミビア共和国の概要です。

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地図↓

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アフリカ南西部に位置する共和制国家である。北にアンゴラ、北東にザンビア、東にボツワナ、南に南アフリカ共和国と国境を接し、西は大西洋に面する。なお、地図を一見すると接しているように見えるジンバブエとは、ザンビアボツワナを挟んで150メートルほど離れている。首都ウィントフックイギリス連邦加盟国。

当初ドイツ(一部イギリス)が植民地とし、植民地時代の名称は南西アフリカ第一次世界大戦以後は南アフリカ連邦委任統治下に置かれていたが、第二次世界大戦後の国際連盟解散を機に国際法上違法な併合を行った。南アフリカの統治時代には同様の人種隔離政策(アパルトヘイト)が行われ、バントゥースタン(ホームランド)が置かれた。その後1966年ナミビア独立戦争が始まり、1990年に独立を達成した。

 

ナミビア - Wikipedia

ナミビアは一人当たりのGDPは6000ドルを超えていて、アフリカの中では裕福な国のひとつになると思います。

また、脆弱国家(失敗国家)ランキング2018では、105位で中国の89位よりも上位であり、国自体もアフリカの中では安定していると言えると思います。

 

gotara.ldc-honey.com

 

そのナミビアがドイツが20億豪ドルのローンと助成金の供与を行いました。しかし、ナミビア側は300億米ドルの補償を求めています。

allafrica.com

それには、深い理由があります。ナミビアは20年以上ドイツの植民地でした。(ドイツ領南西アフリカ)

その中でドイツは1904年から1908年にナミビアの民族であるヘレロ人の80%以上が殺害されました。その補償をドイツに求めている訳です。

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ドイツ領南西アフリカ - Wikipedia

その大虐殺のことをナミビア人は忘れていないのです。

 私たちも、広島、長崎の原爆のことを忘れないのと同じようにかれらもドイツのことを忘れていないのかもしれません。

アフリカは年ごとに発展しています。そして、何年か前の「アフリカ全体は貧しい」というイメージは早く捨てて、日本もアフリカの対策を考えて行かないといけないと思います。

 

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多民族国家日本での生き方

こんにちは、水野です。

私は義理の両親の介護の関係で妻の実家に行く事が多くなりました。

実家の近所に新築の家が建ちまして、新しい家族が入居することになりました。

その新入居者はどちらも外国人。(ブラジル 中国)

横浜の新築はかなり高価だと思うけれど、外国人がローンを組んで入居できるということにとても驚きました。

それだけ外国人が稼ぐ事が出来てローンを組む事が出来ることができるということでしよう。

このごろスポーツを見ていて、陸上やテニスなど、外国人と日本人のハーフの活躍が目立つ。

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ケンブリッチ飛鳥選手はジャマイカ人の父と日本人の母の間にうまれたハーフですし、

ケンブリッジ飛鳥 - Wikipedia

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大坂なおみ選手は法律的には日本とアメリカの二重国籍でテニス選手のみ日本国籍とのこと。

大坂なおみ - Wikipedia

このようにスポーツから私のような昭和40年世代の考える日本人のイメージとは異なる日本人が世界で活躍している。

www.nishinippon.co.jp

それはスポーツだけではなく、日本全体にいえることで、日本は世界で4番目に移民流入が多い国だそうだ。たしかに東京の下町で東南アジア出身者が住んでいる地域もあるし、

news.nifty.com

埼玉のある地域等は蝉の幼虫捕獲をやめる看板が立っている。蝉の幼虫を中国人が食べるらしい。日本人なら考えられないが、文化の違いでトラブルになることが多くなりそう。

これからの日本は多民族国家というイメージを持って、日本人の感覚で裁くのではなく、彼らは外国出身だということを考え対応する必要があると思う。

問題なのはこんご日本は高齢化が急速に進むのでさらい外国人が必要となるだろうが、その外国人から日本がソッポをむけられないようにしないといけないと思う。

政府の対応に注目したい。

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アルジャジーラ ジャーナリストがエジプトで拘束されている現実

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こんにちは、水野です。アルジャジーラのHPを見ていると黒く覆われているバナーを目にしました。

それはマフムード・フセインというアルジャジーラのジャーナリストが600日以上拘束されていることを知らせるバナーです。

私たちから見れば同じイスラム教徒なのになぜイスラム系のアルジャジーラのジャーナリストがイスラム教が多いエジプトで拘束されなければならないのかとても不思議でなりませんでした。

それは、アルジャジーラの設立から見る必要があると思い調べてみました。

アルジャジーラの経営から見えてきました。

1996年11月1日カタール首長であるハマド・ビン・ハリーファ・アール=サーニーより5億カタール・リヤル(1億3700万USドルに相当)の支援を受けて設立。独立を保った報道姿勢を保ちつつも、会長には首長の親戚であるハマド・ビン・サーメル・アール=サーニーが就任し、カタール政府を通じた経営という形がとられた

アルジャジーラ - Wikipedia (経営から)

アルジャジーラはカタール首長資本から設立された報道機関です。このカタールというのが今の中東の対立を見ることが出来るのです。

カタールはサウジアラビアをはじめバーレーン、エジプト、アラブ首長国連邦など中東との断絶関係が続いています。その理由は大きく分けて2つあります。

1.サウジアラビアなどが過激派と位置づけているムスリム同胞団やハマスなどを支援している。

2.サウジアラビアなどが敵視するイランと経済関係を持ち続けていること

が挙げられていると思います。

しかしながら、そのような国家間の対立だけではなく、アルジャジーラは中東では珍しいことをしています。

アルジャジーラはジャーナリズムにおいて、中東ではタブーとされている人たちに積極的に取材、インタビューを行い、報道していることが挙げられていると思われます。

特に2011年のアラブの春の報道ではアルジャジーラの報道により中東の若者のデモや政権崩壊に大きな役割を果たしたものと言われているそうです。

そのようなことがあり、エジプトではアルジャジーラは閉鎖されてしまいました。多くの関係者はエジプトから去りましたが、エジプトに残っているアルジャジーラのジャーナリストが拘束されているわけです。

アルジャジーラは中東において先進的な放送をしています。欧米、日本ではあたりまえのことがまだ理解されていない中東の現実があります。

 

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